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gradiolus' blog

主に日々のまとめ。たまに映画と本のこと。

自分の物語に対する態度と雑感

どうしても、難しいことがある。

私は異性恋愛物語が書けない。

10年ぐらい、雑でも丁寧でもとりあえず物語を書いてきていて、いくつかの恋愛物語も書いた。
ほとんど同性恋愛物語を書いてきた。
いや、嘘です。異性愛も書いてきたんだけど。
思いつきの短編掌編なら書けるのです。
えいっと思い切って、プロット立てて、となると、そのお話の主題や真ん中に異性愛を入れることができない。

そもそも私は、異性愛というものに馴染めない。
異性愛がこの世の規範である、という世界に馴染むことができない。
異性愛しか出てこない物語をつくるのは、私にとって非常に居心地が悪い。

それは私が、異性愛者ではないから。
だと思ってた。
でも、それだけじゃない。

ここ数日、レポートを書くにあたって日本における同性愛の歴史を調べていた。
今の日本は、異性愛を規範としている。これは、日本が開国して富国強兵を唱えた頃に強化された、つくられた規範、性役割
異性愛しか認めない。この状態は異様なのだ。

誰かと誰かが対になり、それは異性同士でなければならない。
なんてことは、ないのだ。
ひとりでもいいし、ふたりでもいいし、それは異性同士でも同性同士でもいい。

私がこれからさき異性愛物語を書くとしても、そこには同性愛者もいるし無性愛者も、いろんな人がいる、そんな物語を書くだろう。

でもまだ難しい。
この世には異性愛者以外もいるよ!といろんな人が叫び続けて、ようやく認められつつある。
でも、それが普通になるまでは、私にとって主題になることはないだろう。