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gradiolus' blog

主に日々のまとめ。たまに映画と本のこと。

合宿

高校時代の部活にOGとして参加してきた。

一年生がたくさん入って、その彼女らのための合宿である。
不安定な彼女らに目標を持たせ、達成させ、その達成感とともに己について考えさせるのが主目的。

私はOGとして、彼女らの発表に指摘をし、そして実演もした。
詩の朗読と、被爆者の証言をもとに作られた台本の発表だ。

詩は、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」を選んだ。
はじめは宮沢賢治の「雨ニモマケズ」だった。
だが、合宿に練習に使おうと思い持ってきた本にあった「君死に〜」を朗読して、変えた。

合宿は偶然にも原爆投下の日で(偶然にもとかいたが、あの先生のことだから意図してこの日を選んじゃないかな……)。いま社会は非常に不安定で。いま私はこちらのほうを読みたい、読むべきだ、と感じたのだ。

2日目の朝に発表をした。
成り行きでいちばん最後になったが、それで良かったといまは思う。

私は、詩を、怒りや悲しみや悔しさを込めて読んだ。
あの詩を前にして、自然にそのように読んでいた。
泣きながら読んだ。それでもその涙を拭ったり、崩れたりすることはなかった。うまく説明できないが、そんなこと、できるわけがないのだ。

何年かすれば、また、読み方、感じ方が変わって、私はもっと違う読み方をするだろう。

(先生はOGひとりひとりに講評をしてくれたが、私の時だけはそのまま戦争の話をしてしまって講評がもらえなかったので、残念だ。あとで、良かった、とだけ言われた)

そして、被爆者の証言をもとに作られた台本の発表。
前日に渡され、1日だけの練習で挑んだ。

あと後輩たちから、
そこにまさに体験者がいるようであった、
気づいたら泣いていた、
動いていないのに、動く演技をしているように見えた(それだけ感情が伝わったということか)などの感想をもらう。

そして、私自身には「錦川先輩のとき、空気が変わった」と言ってもらえた。
それが詩の時なのか、発表の時のことなのかはわからない。
だが、非常に嬉しかった。

OGが来たことで、合宿が引き締まって良かったと言われた。
OGは私の代と、今年卒業したばかりの代だ。
外部の者がいる、それも、いちばん下の子からは7つも年上の成人した人間が来るというのは、確かに締まるだろう。(いつだってそうだけれど、自分より上の年齢は実際に自分がなってみたとき以上にオトナに見える)
そして一緒に来た友人らはふたりとも非常にうまい。彼女らの発表をみることができたのは、私にも刺激になった。

合宿は昼すぎに解散し、母校近くのカラオケで歌いまくり、それから帰った。

私は帰ってから、夜中、眠れずにいた。
そして、号泣した。

そのことは下にツイートを引用しよう。

とにかく30分、ひとりで泣いていた。
自己耽溺の一種なので、何も問題はない。
意識を少しでも動かすために必要な行為の一つだ、私にとって。
でも今年のテーマは(新年にやった占いによると)「自己耽溺からの解放」だ。
だからたぶん、この行為を控えた方がいいんだ。
(でもずっとやり続けて生きてきたから、またやってしまいそう)

とりあえず、少し、前向きに生きていく。
その力の充電になった二日間だった。

✄---------♡

以下、泣き喚いていたときのツイート



  • 二日間、戦争について考えて、今日マチ子の記事も読んで。じゃあ、私に何ができるか、を考えている。何が描けるだろう、何が言えるだろう。 考えても、考えても。 書きたいことがたくさんあって、まとまらない。
  • 後輩たちの前で、与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」を朗読した。怒りが、充満して、泣きながら読んだ。 日露戦争のときの歌だ。 でも、いつの時代でもこの詩にも読まれた気持ちは、風化することはないだろうと思って、選んだ。 後輩に、「空気が変わった」と感想を貰う。誉れだ。
  • 帰り際先生に本を勧めてもらったので、読もうと思う。今日マチ子氏の記事にあった本も読もうと思う。本を、たくさん読みたい。 全部食べて、私の血肉にしたい。
  • そして、書きたい
  • ひどく、うえている
  • 合宿という非日常から、家という日常に戻り、なにもなせぬ自分への虚無感から物語に逃避し、その辺に積み上げてあった「隠の王」を一気読みしてた。 そして三時だということを知り、ますます虚無感に苛まれてる……
  • うえてるし、むなしいし、どうしたらなにかをなせるんだろうな
  • まず、部屋を片付けよう、とは、思うんだ
  • 合宿での収穫は、己の愚かさの再認だ。未熟さと、機動力の低さと……。
  • 私はなにになりたいんだろうな
  • いや、全部わかってるんだ。なにになりたいかも、なにを描きたいかも。 逃げているだけなんだ、わかってる。 怖いんだ、挑んで、なせなかったときのことが。何者にもなれない自分が
  • 私は私に呪いをかけているんだ のろいとまじないは、同じ字を書く
  • 就職は、とりあえず、また逃げてるだけだ。 当面のお金の確保、を、現実として必要としている。だが、わたしは、そこにとどまって、一生を生きるつもりはないんだ もう本屋の書棚の間で、うらやましいと思ったり、焦ったり、ねたんだり、したくない
  • 出来が悪くてもいい 誰でも始めは歩くことすらままならないのだから だから、それでもいいから、やはりわたしは、わたしの望むことをなしたい 望むものになりたい
  • そう願ってやまないのに、どうして、僕は動けないんだ 動かないんだ
  • 合宿の収穫、だなんて言ったけれど、合宿に行かなくったってわかっていたんだ。 なにもなせぬ自分から、目をそらし続けているだけだ。 合宿へいって、何者かになろうと、なにかをなそうとする若い子達を見て、自分の愚かさにもう、目をそらし続けることが、出来なくなった、それだけのことだ
  • 君たちが来てくれてよかった、と、言われだが。違うんだ、違うんだ。 わたしは、なにもできないんだ。 わたしは、教えられた。 わたしは、甘い。あまりにも、甘い。
  • もっとも若い子とは、七つも違うのか。 ああ、私はいつから、こんなにも、逃げ腰になったんだろう
  • 弱い自分に負け続ける弱い私が、悔しい 悔しくてたまらない、 ああ、殺してやりたい 悔しい
  • ああ愚かしい 自惚れるなよ腑抜けが おまえは、なにもできないんだ 目をそらすな、 自惚れるな のぼせあがるな
  • 私はなにも為さずに死にたくはないんだ
  • 逃げるな、すがろうとするな 占いにすがるな 現実の忙しさに逃げるな まっすぐ、負けを見よ おまえの心は、なにを求めているんだ なにがしたいんだ わざわざ自問しなければならないほど、みえなくなっているのか? 見よ まず、見なければ、触れることも それが何であるかをしることもできぬ
  • 前を見よ 心の方を見よ どこを向いているんだ 何もしたいんだ
  • 私は書きたい ただ無闇矢鱈に書くだけじゃない 価値のあるものを書きたい 意味のあるものを書きたい 誰かの中に、何かを残せるものを書きたい 平和を書きたい 平等を書きたい 幸せな世界を書きたい 私は太陽でありたい 太陽のようなものを書きたい そしてそれを、多くの人に読んだもらいたい
  • 勉強が足りない もっと知りたい 勉強したい わかりたい わからなければ書けない 素材がなければ、何も作れない 無から有を作ることができるひとはいない ひとは素材からモノを作っている だから、素材を手に入れろ もっと学べ 勉強しろ
  • 演劇はみてもらうものではない、みせるものだ、と言われた 何事も、そうだ。 見よ!私の書いたものを見よ! そう叫ぶために、私よ、書け
  • 玩具のナイフでさえ、自分の首を刺すのが怖かった 私はまだ生きる
  • 30分以上も泣き喚けば、さすがに腹が減った
  • 太陽はひたすら爆発し続ける 手相を見てもらった時に、太陽的なひとだと言われたのを思い出す 私のこの煩悶もまた、その爆発の一つであれば良いと思う