読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

gradiolus' blog

主に日々のまとめ。たまに映画と本のこと。

川上弘美「なめらかで熱くて甘苦しくて」感想まとめ

感想

なめらかで熱くて甘苦しくて (新潮文庫)

川上弘美の、「なめらかで熱くて甘苦しくて」を読了。
ただ、だいぶ前に読み始めて、間が空いているので冒頭の感想ツイートは拾えなかった。

性的なものが得意ではないのですが、ただしくは異性愛主義的な性的表現や性に関することがらが得意ではないのです。川上弘美は非異性愛主義的で、とても楽に読めました。



  • 川上弘美の「なめらかで熱くて甘苦しくて」読了。川上弘美らしい作品だった。水、土、風、火、世界。世界に近づくごとに、現実と幻想が入り混じって、言いようのない不思議な世界になっていく。なめらかに入り混じっていく。いつもなめらかに入り混じっているけれど、今回は特に、なめらかだった。
  • 性を感じさせたり、におわせたり、性を描いたりしたものが苦手だったりする。性嫌悪(とても正しく言えば異性愛主義的な性への嫌悪)を有しているので。でも川上弘美の作品は、何故だか読めるから不思議だ。なぜだか自分でもまだわからないけれど。
  • 別の短編集で、レズビアン女性が登場したからかもしれない。とてもフェミニズムな視点を有しているからかもしれない。この人はちゃんとわかってるんだ、という信頼があるからかもしれない。描き方が、優しいからかもしれない。